8月にクラニオセイクラルセラピー初級講座を修了し、習得した技術の見直しや、より理解を深めるため10月に復習会に行ってきました。
初級編はこちら↓
美容師にしてヒーラーの道① クラニオセイクラルセラピー 初級編
触れた人の「心に美を」「身体に安らぎ」をあたえる美容室ブディーブダーのヒーラー美容師後藤です。
この復習講座のフォローがあるおかげで、感覚を修正して技術を深める事ができるため実践的で非常に助かっています。
クラニオセイクラルセラピーというのは、頭蓋仙骨療法といって、頭蓋骨と骨盤にある仙骨という骨を中心に身体の各部位のコンディションを見極めながら5グラムほどのごく軽い圧をかけて行う手技です。
これによって、頭蓋骨の中と脊椎に流れている脳髄液の流れをよくして、リラックスをうながし身体の自然治癒力をアップさせる効能があります。
スマホやパソコン作業、心身のストレスによって脳が疲れている現代人に特に効果のある手技だと確信しております。
練習自体は相手がいればできるのですが、なぜこの講習会が重要かというと、学校の場が良いからです。(エネルギー的な意味で)
この施術にエネルギーという概念をテクニックとして使うため、瞑想したり気持ちを整えたりという前準備がはいります。
それを受講生達が毎回行うため、学校は場が整っているのです。
人生の中で学校が心地いいと一度も感じた事がありませんでしたが、この施設「ジャパン・カレッジ・オブ・オステオパシー」だけはなぜか心地いいのです。
私自身もその学校にいって施術を行うと、感覚が鮮明になり、スッキリした気持ちで患者役の身体の変化やサインをより明確に感じられるから不思議です。
この講習会は毎回発見や新しく体験することが多くて本当に楽しいです。
美容師の講習会というのは、主に「技」を磨くのが主体になることがおおいですが、セラピーの講習会は「心」「技」「体」全てを学んでいるように感じます。
それは、毎回受講した後に意識の感覚や概念が変わるからです。
今回の一番の収穫は、ベテランの施術者と練習できたことです。ベテラン施術者に施術をしてもらうと触られた瞬間から違いを感じます。
それはなんとも言葉では言い表しにくいのですが、一言で言えば圧倒的な安心感です。
そして、テクニックもそうですが、会話の中で人間的にも自分という芯をもっていて揺るぎがない事が伝わってきます。
・・・かと言って傲慢さはなく、とても謙虚で丁寧にアドバイスも教えてくださりとても良い経験となりました。
もう一つの学びは、「自分を整える」ということ。
講師の先生がこうおっしゃいました。
「最近の私の一番の仕事は、気分よく健康に仕事場にいくこと」
このクラニオセイクラルセラピーは相手とシンクロ状態になるので自分のコンディションがとても重要になります。
そのためクラニオセイクラルセラピー創始者の本にも「気持ちがすぐれない時は施術場に入らない様に〜」とまでかかれています。
一見プロとして気持ちよく仕事するのはごく当たり前のように感じますが、私もこれが一番難しいと感じています。
実に深いです。