クレニオセイクラルセラピー(以下CST)初級編の復習会二回目に行ってきました。
この復習会は、修了証をもらっても技術を復習できるように公式で学校側が主催してくれているありがたい講座です。

こんにちは!
美容師にして ヒーラーの道を極めるべく クレニオセイクラルセラピーを学ぶ 上尾にある美容室ブディーブダーのヒーラー美容師の後藤です。
毎回メンバーが変わり全国のベテランセラピストと情報交換や施術の相モデル練習ができるので成長を実感できます。
また講師の先生によるテクニックや医療事情の新しい情報も共有してくれます。
今回の講習は、中枢感作(ちゅうすうかんさ)についての内容を共有してくださいました。
中枢感作とは?


その言葉を初めて聞いた方が多いと思います。
簡単な言葉で言い換えると、脳や脊髄の神経系が過敏に反応してしまうことから起こる様々な症状。
外からの刺激に対し、脳や脊髄が過敏に反応して、その部位が悪いわけではないのに「頭が痛い」「疲れを感じる」「お腹が痛い」といった症状を感じるようになっている状態です。
中枢感作の主な症例
慢性頭痛、偏頭痛、線維筋痛症、過敏性腸症候群、慢性疲労症候群、顎関節症、不眠症、レストレスレックス症候群(むずむず脚症候群)、頻尿、化学物質過敏症、うつ病、パニック障害、視覚過敏症
CSTで中枢感作を緩和する


脳の緊張を緩め、脳髄液を正常化するCSTは、刺激に対して過剰になっている神経系を緩める事により症状を緩和します。
実際に復習会に参加されていた化学物質過敏症の女性の症例を直接きけました。
化学物質過敏症(かがくぶしつかびんしょう)
化粧品、塗料、整髪剤、接着剤など化学物質の揮発した臭いで気分が悪くなる症状
その女性は、オフィスで仕事をしていても化粧品や整髪剤で気分が悪くなり、一時的に脳が混乱して家への帰り道がわからなくなってしまったそうです。
症状が酷くなってきたので、治療法をさがし行き着いたのがCSTだったそうです。
根気よく治療を行い症状が緩和。
ご本人の感覚では、数字で表すと10が1番ひどい状態だとすると、今では3〜4くらいに落ち着きました。症状はあるものの日常生活に支障をきたさなくなったそうです。
中枢感作は、予備軍もあわせるとかなりの人数に及ぶと言います。
現代は情報量が多すぎて、知らず知らずに脳や神経にストレスが蓄積していますので、何かの刺激で予備軍から中枢感作になりやすい環境です。
脳が疲れている、判断が鈍くなってる と感じた時には、無理せず早めに休息をとってくださいね。

