美容室の素朴な疑問「こんな時どうするの？」

「施術中の何気ない会話の中で『こんな時どうするの？』とお客様に聞かれることがあります」

新しくサービスを受けに行く場所って、「こんな時どうすればいいの？」「これやっても大丈夫かな？」という疑問でてきますよね。

私は、オドオドしてしまうときがあります。

今回は美容室の素朴な疑問あるあるに一つ一つ簡潔にお答えしていきますよ。

(サロンによっては対応が違う場合があります。)

スタイリング剤ってつけていっていいの？

「つけてきて大丈夫です。」

オイル、バーム、弱めのワックスなど、そのままで櫛の通る状態の場合はそのままカラーすることが可能ですし、染まりに影響はありません。

ジェル、強めのワックスなど櫛の通らない状態の場合は、先にシャンプーもしくは流してからの施術になります。

パーマ、縮毛矯正の場合は、どちらにしても先にシャンプーいたしますので問題ありません。

頭を洗ってから行った方がいいの？

「前もって洗ってきていただく必要はありません。」

当店はカット、カラー、パーマはシャンプーが施術に組み込まれておりますので、わざわざシャンプーをしてきていただくことは不要です。

(店によってはシャンプーは別メニューの場合もあります。)

エチケット的に、シャンプーしていかないとなんか気になるという方は、もちろんしてきていただいても大丈夫です。

施術うけるときの服装は？

「襟周りにボリュームのあるお洋服や、フード付きは避けていただけると助かります。」

Yシャツの襟や、薄手のタートルネックなどは、内側に折り込ませていただくことで問題なく施術ができます。

しかし、襟周りにボリュームある服やフード付き(いずれも厚手)の場合は、内側に織り込んだとしても高さがでてしまいます。

そのためシャンプー台で首がフィットしにくくお湯が入ってしまったり、カット時に髪がもちあがり、誤差がでてしまう可能性がありますので、避けていただくようご協力いただけると助かります。

施術中トイレはいけますか？

「行けます。いつでもお声がけください。」

カラーやパーマ時でもタイミングをみて、なるべく早くご案内いたします。

長い施術の時は、施術の合間などのキリのよいタイミングで、念の為こちらからお声がけもさせていただきます。

施術中寝ても大丈夫ですか？

「もちろん大丈夫です。」

美容が整うと心も整うを信条とし、お客様にはヘアスタイルを整える為だけでなく「精神もリラックスして過ごしていただきたい」という気持ちでむしろ、水の音や、暖色のライティングなどで眠りを誘う様な演出をしております。

短時間の睡眠には、ストレスを軽減する効果がありますので、ぐっすり寝て、髪の毛もさっぱりして、「なんか髪も気持ちもリフレッシュした〜」とお帰りいただければ美容師冥利に尽きます。

なので、眠い時は遠慮なく寝ていただいて大丈夫です。

でも、たまに頭が下がりすぎてしまっている時には「ちょっとごめんなさいね(小声)」と微笑しい気持ちで頭の位置を直させていただくときもあります。