ヘアカラーを頭皮の不快感・アレルギーで諦めないで!!頭皮の負担を減らしカラーする方法

目次

ジアミンアレルギーという言葉を聞いたことがあるでしょうか❓

SNS等で「ジアミンアレルギーになってしまい顔が腫れてパンパンになってしまいました」という記事が最近一定数見受けられます。

後藤

こんにちは!
半径1mにいる人の美意識を格上げする美容師・後藤です。

ジアミンアレルギーは、発症してからでは、治療がほんとうに大変ですのでカラーが必須となっている人には、まずはそのリスクと予防法を理解した上で髪のオシャレを楽しんでいただきたいですね。

ジアミンとは?

主にヘアカラー剤に含まれていて、ヘアカラーで色を発色される為に必要な成分になります。

しかし、それがアレルギー物質で蓄積するとアレルギーを発症してしまうなかなか厄介な成分になるんですよね。

イメージは花粉症と同じです

すぐに発症してしまう方もいれば、全然大丈夫な方もいらっしゃいます。

その個人の許容量を超えるとアレルギーを発症して、痒みや発疹がでたり、顔がパンパンに腫れたり、重度の場合は、アナフィラキシーショックを引き起こします。

(アナフィラキシーショックとは、発疹、痒み、呼吸困難などを引き起こす症状です。)

ジアミンアレルギーを発症すると二度とカラーはできなくなるのでなかなか怖いですよね。

後藤

私自身も頭皮が強い方ではない為、いつも染めた後はむず痒かったりして不快な思いをしてました。   
カラー後に痒みや違和感が出てる方は注意したほうがよいかもしれませんね。

カラーの刺激対策、アレルギーを予防する方法とは?

カラーの刺激、アレルギー対策の頭皮保護の手段を3つほど紹介いたします。

「頭皮の刺激でカラーを諦めていた」

「毎回辛いけど我慢していた」

そのようなお客様も3つの対策を的確に処置することで、「今では自由にカラーを楽しめるようになった」と喜んでいただいております。

後藤

私自身もヘアカラーはトラブルなく長く楽しみたいのと、健康面でも頭皮の負担を限りなく減らしたいと思っているので、必ず上記の対策をしてカラーをしています。

予防は積み重ねなので、気分でやるやらないを決めるのではなく、毎回やらないと意味がありませんよ。

有効な手段は以下の3つです

1.頭皮保護スプレー

2.塗布のやり方

3.ジアミン除去ブースター

2つ以上組み合わせて使うことにより、大幅に不快感を軽減、アレルギー物質を貯めにくくすることができます。

カラー塗る前に頭皮保護スプレーを使う

頭皮に油分のバリアを作る事で、むず痒さやしみるといった頭皮への刺激を抑える事ができます。

カラー剤塗布前に頭皮に塗布して使います。

油分が頭皮についててカラーちゃんとそまるの?

という疑問もあると思いますが、そこはご心配なく!

カラー専用につくられていてちゃんと染まります。

とても手軽な手法にはなりますが、ジアミン成分の除去はできないため、アレルギー予防にはなりません。補助的なアイテムとしてつかうとよいです。

頭皮にカラー剤がつかないように根本ギリギリで塗布

アレルギーは、アレルギー物質の蓄積によって発症すると考えられていますので、それ自体を肌につけないようにする考え方です。

頭皮につかないように根本ギリギリで塗布します。

カラーは頭皮までびっちりとしっかり塗る』という概念が主流ですので、根本をあけて塗るというのは、意外とやってそうでやってない方法なんですよ。

昨今、健康意識の高まりもあり、昔と比べて添加物や科学物質を考慮して食品選び、美容用品選びをする人が増えました。

できるだけ身体にも負担をかけずにカラーを楽しみたいという要望も増えた為「根本をあけて塗りたい」、「顔周りの生え際が気になるところ以外は、地肌につけたくない」というご依頼も増えてきました。

後藤

根本のギリギリのきわ塗りは、腕の魅せどころです。
カラー剤が地肌につかなければ、薬剤による頭皮ダメージはなかった様なものです(強気)

根本の白髪やリタッチ部分(プリンの部分)などが目立ちやすいのは、顔まわりの額〜もみあげ、頭頂部、縛った時の襟足、くらいです。

そのほかは髪を持ち上げて地肌を見ないとほとんどわからないと思います。

きっと皆さんが「そろそろカラーしなきゃ!」と染めに行く目安は、顔まわり、頭頂部をみて思うことが多いのではないでしょうか?

そこをきっちりカバーしてあげれば、綺麗に染まっているということになります。

例えば、全て根本をあけて塗ってもいいですし、1番気になる顔周りだけしっかり地肌から塗って、他の見えにくい部分は根本をあけて塗るなどいろんなバリエーションもできますよ。

この方法を取るだけでも頭皮への負担が60%〜70%軽減できることになります。

頭皮に負担をかけたくない方、敏感でいつも痛みや痒さが出る方、とても有効な手段になります。

ジアミン除去ブースターを使う

この方法によって残留するジアミン成分の約70%の除去が可能です。大幅に頭皮への不快感(痒み、痛み)、薬剤のイヤな匂いや、残臭を軽減する効果があります。

上記 2種類のやり方ではまだアレルギー物質であるジアミン成分の除去はできていません。

そこで、ジアミン成分を除去するブースター剤をつかい成分を除去していきます。

この方法はジアミンを除去する以外に髪へダメージを減らすことができるので特にオススメです。

ジアミンは、残留すると頭皮の老化を早め、白髪、パサつき、切れ毛、アレルギーの原因にもなりますので、ダメージ予防にも一役かってくれます。

ブースター剤とは、トリートメントの一種

ダメージ要因になるものを除去したり、弱った髪を補強して施術に適した状態にする役割をになっています。

後藤

皆さんがトリートメントと聞いて思い浮かべる美髪成分をつけ足すものをトリートメント
それ以外の施術を補助するトリートメント剤を「〜に追加するもの」ということで「ブースター」と定義しています。

ブースターで髪の負担を軽減+トリートメントで美髪成分の追加する組み合わせがもっとも効果的です。

実際に、私が担当させていただいている60代のお客様は、ジアミン除去をすることで髪質に変化を感じられたといいます。

「髪にしなやかさがでて、ぺたっとしていた髪がふんわりするようになった」と言っていただけました。

残臭が気になっていたお客様がわりと多く、カラー後2、3日の間は我慢していたけど、ジアミン除去をしてみたら、それがなくなって快適だとおっしゃっていました。

ジアミン除去の効能 頭皮の負担軽減 薬剤残臭軽減 髪のダメージ軽減 髪の手触り向上 カラー色持ち向上 アレルギー予防 白髪予防 様々な効能が期待できます。 

まとめ

ご紹介した対策をすることにより、今まで「ヘアカラーを諦めていた」お客様を何人もカラーを可能にしてきました。

皮膚トラブルがあり、ヘアカラーを控えていたお客様には、万が一頭皮についてしまった時の保護スプレー→根本をあけてカラー塗布→成分の残留を除去するブースターと対策することにより問題なくヘアカラーを続けられています。

私自身も薬剤で頭皮が痒くなるため、毎回カラーしてもらうたびに不安に思っていたので、お気持ちはとても理解しています。

カラーによる頭皮の不快感でお悩みの方、もうカラーはできないと諦めてしまっている方、まずは一度ご相談ください。

後藤

髪と頭皮の負担を減らして、未来の自分を大切に末長く美容を楽しみましょう。

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