髪と頭皮 ちゃんと洗えてますか?
シャンプーってほぼ毎日することだけど、正しくシャンプーできていますか?
「髪の洗い方ってこれでいいのかな?」
と疑問を持ちながら洗ってる人もけっこういるかと思います。

こんにちは!半径1mにいる人の美意識を格上げする美容師・上尾の美容室Budi Buder(ブディーブター)の後藤昌宏です!
(まだ店舗がないので、いまは上尾駅前のシェアサロン ブルームーンのブースを借りています。)
今回は、「頭皮の汚れが落ちてシャンプー、トリートメントの効果を最大限に発揮できる」方法です。
私が実践した結果、効果的な方法をご紹介いたします。
事前にすると良いこと
まずは湯船に5分浸かって体を温めて下さい
お風呂に入ると「まず体と頭を洗う」って方は多いのではないでしょうか?
実は、先に汚れを落とすよりも前に、身体を温めることにより汚れや皮脂を浮かせて落としやすくすることができます。
もう少し詳しく話すと・・・
皮脂というのは、ラードのようなイメージで、温度が高くなると固形だったものが液体化するので、そうした方がシャンプーと混ざりやすく汚れが落ちやすいです。
まずは、頭と身体をシャワーで軽くながしたら湯船に5分浸かって身体を温めてみてください。



体温が上がった時に、歯磨きもすると汚れが落ちたのが実感できるくらい歯もつるっとしますよ。
湯船で歯磨き効果大です。
◯お風呂前にホホバオイルを頭皮に塗布しておくと、必要な油分は残して余分な汚れを落としてくれます。
↓詳しくはこちら
シャンプートリートメントの効果的なやり方
①お湯洗い(予洗い)
湯船から上がったら、次はお湯でしっかりと流します。
ただ髪をぬらすというよりは、お湯で洗うイメージで。
頭皮の汚れというのは、皮脂による汚れ20%、埃など水で流せる汚れ80%ですので、この時点でしっかりとお湯で洗っておくことによって、8割の汚れが落とせます。



お湯でしっかり洗っておくことで、シャンプーの泡立ちが良くなり、気持ちいいシャンプーをすることができますよ。
②シャンプー
シャンプーで意識することは、下記の3点
「指の腹で洗う」「しっかりと泡立てる」「すすぎはしっかりと」です。
「指の腹で洗う」というのは、指の指紋がある部分と爪との真ん中の位置。指先の部分です。


指の腹で洗うと頭皮にしっかりと指が届き地肌を洗いやすいので、気持ちいいシャンプーができます。空気とシャンプー剤が混ざりやすくなるので「しっかり泡立てる」ことができます。
シャンプーは、髪を洗うというよりも、皮脂のたまりやすい地肌をメインに洗うイメージ。
髪の方は、泡が通るだけで汚れが十分に落ちますので優しく揉み洗いする程度でOKです。
シャンプーの後は「すすぎはしっかりと」です。
これは、いつもの感覚で泡を流して「これくらいでいいかなぁ」と思ったらもう一周全体的に流してみてください。
シャンプー剤は残さず、すすぎ切るのが大切です。



簡単なことですが、この要点の3点をおさえるだけでグッとシャンプーの爽快さが増しますよ!
③トリートメント
トリートメントで意識するのは下記の2点!
「適正量をつける」「頭皮にトリートメント剤をつけない」
「頭皮にトリートメント剤をつけない」のは、基本的にトリートメント剤は髪につけるものだと思ってください。
(頭皮につけて良いと記載のあるトリートメントは別)



頭皮にべったりとつけたりすると、「かぶれたり」「湿疹がでたり」といらぬトラブルを招きますので、できる限り頭皮にはトリートメントをつけない様にすることが安全です。
トリートメントの適正量は、ミディアムの長さくらいで500円玉くらいというのが標準。
勿体無いからと言って、塗布量を少なくしたりすると、トリートメント剤本来の効果を十分に発揮できなくなります。
逆にかえって勿体無いことになりますよね。
効果を感じて、快適に過ごすためにも「適正な量」を使いましょう。
◯実はお風呂でヘアブラシを活用してトリートメント効果をアップできる方法があります
詳しくないこちら↓
終わった後に必ずやること
「すぐ乾かす」ことが大切です。
濡れた髪は、水分を吸って柔らかくなっています。
乾かさずに寝てしまったりすると、枕との摩擦で髪が痛みます。
また、頭皮が蒸れて雑菌がわいて臭いもでるので頭皮環境がわるくなってしまいます。
お風呂から上がり、自然乾燥する前に乾かす事でスタイリングもしやすくなりますので早めに乾かしましょう。
↓ヘアケアについてはこちらの記事もあわせてどうぞ



シャンプー・トリートメントの手順を見直し、ほんの少しの手間暇で、髪のお手入れクオリティが向上しますので、ぜひ実践してみてくださいね。