「寝る時はちゃんと髪を乾かしてくださいね〜」と美容師が言っている場面がよくあります。
濡れて膨潤してる髪は、デリケートな状態。枕と頭の摩擦で髪が痛むのを防止する為、または寝癖対策としてお伝えしています。
しかし、私がお伝えする乾かす理由の真髄はそこではありません。
こんにちは!半径1mにいる人の美意識を格上げする美容師・上尾の美容室Budi Buder(ブディーブター)の後藤昌宏です!
(まだ店舗がないので、いまは上尾駅前のシェアサロン ブルームーンのブースを借りています。)
髪が傷んだらトリートメントすればいいし、寝癖がきになるならまめにカットすれば良いんです。
最も怖いのは・・・
乾かさないことによる真菌(カビ)の感染症
で頭皮が禿げるということ・・・
それと!もう一つ!!
冷えからくる体調不良です。
この経緯で禿げた場合は、髪がもう一度生えてくることは難しくなります。
聞いただけで恐ろしさを感じますよね。
そうならないためにも対処法を学んでいきましょう。
真菌(カビ)の発生条件は、温度、湿度、餌
頭皮の環境にはてはめると、温度(体温)、湿度(汗)、餌(皮脂、垢)としっかりと条件が揃いますのでカビには快適な空間なります。
そこで、シャンプーをする(餌となる垢を減らす)、髪を乾かす(湿度を奪う)ことにより、カビの発生を防いでいるのです。
そう!
当たり前の様なことですが、とくに「寝る前にちゃんと乾かす」というのが最大の解決法になるんですよ。
濡れたまま寝ることによって、頭皮環境が悪化、枕にも雑菌がわきやすくなるに加えて、頭の体温が奪われ血流が悪くなり薄毛の原因にも。
乾かす方法以外にも、頭皮の良い常在菌(頭皮を守ってくれてる菌もいます)を増やして、頭皮環境を整えるアイテムもあったりします。
↑こちらはヘッドスパ60分コースの最後に使います。
ドライヤーを使わず、自然乾燥で乾いてから寝る方法もありますが・・・
自然乾燥で乾いてから寝ているので、髪のダメージやひどい寝癖などはまぬがれますが、水分が気化する時は熱を奪いますので頭部の温度がさがります。
気化熱による頭部の冷えによって、頭痛、風邪、血行不良、首肩こり うつ病の原因になる為、早めのドライヤーでの乾かしを推奨しております。
<乾かさないと起こるよくない事まとめ>
- カビや雑菌による感染症。
- 頭皮が臭くなる。
- 朝ちょっとやそっとじゃ直せない寝癖がつく。
- 血流が悪くなり薄毛を促進させる。
- 体温低下によるうつ病になりやすくなる。
- 頭部が冷えて頭痛がする。
- 頭部が冷えて風邪をひく。
- 頭部からの冷えで首こり肩こりになる。
- 髪の毛が枕に擦れてダメージをうける。
乾かさない弊害を考えると、わたしは乾かさずにはいられません。
めんどくさくて乾かさない派の方に、寝癖やダメージの話をすると響きませんが、カビの話と薄毛の話をすると、皆様ちゃんと乾かすようになっていただけます。